全世界で大人気の海外ドラマシリーズ『SEX AND THE CITY（セックス・アンド・ザ・シティ）』。
『SEX AND THE CITY』シーズン2・第4話「すばらしき独身貴族？」のあらすじと感想をネタバレありでご紹介します。
目次
『SEX AND THE CITY』シーズン2・第4話「すばらしき独身貴族？（they shoot single people, don’t they?）」のあらすじ
独身4人で飲み明かす？
珍しく同じタイミングでフリーとなったキャリー、ミランダ、シャーロット、サマンサ。4人で、マンハッタンのサルサクラブに繰り出します。
4人で乾杯していると、ウィリアムという男性がサマンサをナンパ。しかし、サマンサは男子禁制だからと誘いを断ります。
独身女性4人で楽しみつつも「生涯独身は困る」と焦るシャーロット。サマンサは「男は楽しむもの、穴埋めするものじゃないわ」と諭します。
雑誌の撮影でうっかり寝坊！
翌日は朝から雑誌の撮影にも関わらず、結局朝まで飲み明かしたキャリー。寝ずに撮影に向かうつもりが、うっかり寝坊してしまいます。
電話で起こされ、あわてて現場に向かうキャリー。撮影助手を務めるスタンフォードの彼・ネビンに嫌味を言われつつ、撮影を開始します。
撮影テーマは、「すばらしき独身」。初めは試し撮りをすると言われ、キャリーはすっぴんのままタバコをふかし、撮影に臨みます。
愛よりセックスが大事？
週末、キャリーはミランダ、シャーロットとともにウォーキングへ。
そこでミランダの元デート相手の眼科医・ジョッシュと遭遇。ジョッシュがミランダに声を掛けます。
「また電話くれよ」というジョッシュ。どうやらミランダは彼のセックスに満足できないことから、電話を無視していたようなのです。
セックスに満足しているフリを2回続け、耐えられなくなったというミランダに、シャーロットは「本当に好きなら演技する」と言います。
「すばらしき独身？」
新しいタバコを買おうと露店に寄ったキャリーは、店頭に先日撮影した雑誌が置かれているのを発見。
キャリーはドすっぴんでタバコをふかした自分の顔と、疑問符付きの「すばらしき独身？」の見出しを見て唖然とします。
あんな雑誌を発売され、「もうモテない」と嘆くキャリー。ミランダたちは、そんな雑誌「くそったれ」だと励まします。
独身に焦り始めるミランダたち
そうは言いつつも、独身であることに焦りを感じ始めたミランダたち。
ミランダはジョッシュとよりを戻し、サマンサは先日ナンパしてきたウィリアムの誘いに乗ります。
一方、シャーロットは定期的に家電の設置などを手伝ってくれる売れない俳優・トムと付き合うことに。3人それぞれ慌てて相手を作るのでした。
女性は演技がお上手？
男性ウケファッションに、メイク。キャリーは、女性たちが一人になることを恐れるあまり恋愛でも演技しているのでは？と疑問に思います。
ミランダはジョッシュとのセックスで相変わらず演技をしており、そんな自分に嫌気がさしているよう。
一方、サマンサはウィリアムに夏に2人で旅行しようと誘われ、その甘い言葉に酔いしれます。キャリーは「速すぎない？」と忠告します。
ミランダの演技が限界に...？
やっぱり演技をすることに耐えられないミランダは、なんとジョッシュ本人に本当はイッてない、と暴露。
ミランダが演技していたと知りショックを受けたジョッシュ。どうすればイクのか「教えてくれ」と意地を見せます。
ミランダは手取り足取り教えることに。
シャーロットとの交際を開始し、トムは予定していた引っ越しをキャンセル。シャーロットは「運命の人だ」とトムに夢中です。
素晴らしき独身・キャリー
キャリーはまたもや店頭で自分の顔が映った雑誌を発見。誰が何と言おうと「私は素晴らしき独身なのよ！」と自分に言い聞かせます。
そんなキャリーはスタンフォードと一緒に、とある写真家のパーティーへ。
しかしスタンフォードは恋人・ネビンを連れてきており、今度は一緒にバカンスに行くそうです。
サマンサが涙…？
サマンサは、お気に入りの店でウィリアムを待っていましたが、20分経ってもウィリアムは現れず、留守電に伝言も入っていません。
予想外の事態に、困惑するサマンサ。サマンサは、結局ウィリアムは「将来を餌に女を釣る男」だったのだと気付きます。
悲しくなり席を外したサマンサに、店の店員が「僕がいれば寂しくない」とキスをします。
サマンサは店員の下心を感じ、「一人の方がいい時もある」と悟りました。
演技の限界？
キャリーがパーティーではしゃいでいると、まさにキャリーの狙い通りの男・ジェイクが登場。2人はパーティーで同席することに。
ジョッシュの誠意もむなしく、ミランダはなかなかイクことができません。彼の努力に報いようと、ミランダは「最後の演技」をしたのでした。
キャリーはジェイクにドライブに誘われ、車の中でキスをします。しかし、彼と寝れば寂しいと認めることになると、帰宅します。
一方シャーロットは、トムに恋愛感情を持てていないことに気づきます。トムも「まだ役者を続けたい」とNYを出ることを決意。
2人は偽りの関係を終わらせるべく、別れることになりました。
独身女たちが出した結論は？
ミランダはジョッシュからの電話を無視し、サマンサはウィリアムに酒をぶっかけて復讐。
シャーロットは部屋の修理は男に頼らず、業者に依頼することに決めます。
キャリーは「一人の人生」から逃げずに向かい合うことに。一人グラスワインを飲みながら、「何も飾らない本来の私」を楽しむのでした。
『SEX AND THE CITY』シーズン2・第4話「すばらしき独身貴族？」の感想
今回のテーマは独身貴族について。『SEX AND THE CITY』はもはや、アラサー以降の独身女性の恋愛バイブルと言えるんじゃないかしら？
髪型やファッション、性格まで自分を取り繕って、男ウケを狙う女性の考え方に喝を入れるような内容だったわね。
周りや世間の声に踊らされて自分に嘘をついてもうまくはいかないわよね。
だって、偽りの自分なんだもん、それで表面的にうまくいっても、そこから先が窮屈になりそうよね。
カフェのシーンでキャリーが店員さんに「お連れ様は？」と聞かれて、「私だけよ（It’s just me.）」って答えてるのがかっこよかった。
周りにばかり合わせるよりまずは自分の世界を充実させることが大事。今回はそんな教訓を得られるエピソードだったわ。
『SEX AND THE CITY』シーズン2・第4話「すばらしき独身貴族？」の登場人物
キャリー・ブラッドショー（演：サラ・ジェシカ・パーカー）：NY在住のコラムニスト。
ミランダ・ホッブス（演：シンシア・ニクソン）：やり手の弁護士。現在はフリー。
シャーロット・ヨーク（演：クリスティン・デイヴィス）： 育ちの良さを感じさせる美術商。
サマンサ・ジョーンズ（演：キム・キャトラル）： NYのPRを手掛けるバリキャリ役員。
ジョッシュ（演：マーク・フォイアスタイン）：ミランダの元デート相手。ミランダに行為中に演技をしていたことを告白され、ショックを受ける。
トム（演：トム・ギルロイ）：NY在住の40歳の売れない俳優。シャーロットと付き合うもすぐ別れ、別の街へ引っ越す予定。
ウィリアム（演：ロベルト・モンタノ）：サマンサに将来を匂わせ弄ぶが、サマンサに仕返し（お酒をぶっかけ）される。
『SEX AND THE CITY』シーズン2の視聴方法
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