全世界で大人気の海外ドラマシリーズ『SEX AND THE CITY（セックス・アンド・ザ・シティ）』。
『SEX AND THE CITY』シーズン2・第3話「男はみんな変わり者？」のあらすじと感想をネタバレありでご紹介します。
目次
『SEX AND THE CITY』シーズン2・第3話「男はみんな変わり者？（the freak show）」のあらすじ
サマンサが出会った変態男
とある土曜の夜、サマンサは敏腕弁護士・ハリソンと食事へ。ハリソンは、サマンサを自身が住む高級マンションに誘います。
ハリソンの家を訪れ、良い雰囲気になるサマンサ。しかし、ハリソンはサマンサの年齢について「40歳くらいだろ？」と、悪気なく失言します。
気分を害したサマンサは化粧直しへ。帰ってくると、SMグッズを身に着けたハリソンの姿が。サマンサはドン引きし、彼の家を飛び出します。
男は変態ばかり？
次の日の夜、サマンサはキャリーたちをパーティへ誘い、前日の夜にあった出来事を赤裸々に話します。
キャリーに「35歳以上に見えない」という誉め言葉をもらい、サマンサはほっと一安心。男は変態ばかりなの？と4人で話し合います。
「30歳以上で独身なら何かしら問題がある」と語るミランダ。しかし自分たちについては「理想が高いだけ」と主張します。
シャーロットの新しい男はテクニシャン？
その頃、シャーロットはパーティーでミッチェル・セイラーという男性に出会い、気に入った様子。しかしサマンサは彼を「プッシー男」だと忠告します。
交際する男性には高い年収を求めるシャーロット。そんな変態男は「気持ち悪い」「デートしないわ」と拒否反応を示します。
4人がトイレで噂していると、ミッチェルの元交際相手が登場。彼のテクニックが凄かったと聞かされ、シャーロットは気持ちが揺らぎます。
キャリーの悲惨なブラインドデート
キャリーは、2年ぶりにブラインドデートへ。相手はインディーズ映画の製作者です。
しかし「本当は大金をつかみたい」などと心無い発言をする彼にキャリーはがっかりします。
懲りずに2人目の男性と映画デートするキャリー。しかし彼は少しの意見も指摘し、しまいには後ろに並んでいた客に暴言を吐く始末です。
「3度目の正直」だとキャリーは株のブローカー・マックスと食事へ。しかし、食事後に寄った古本屋で彼が万引きしているのを見てしまいます。
連続で変わった男に出会ってしまい、ブラインドデートを断念したキャリー。「普通の男はどこ？」と困惑します。
キャリーの新たな出会い
一方、シャーロットはテクニシャンである新しいデート相手・ミッチェルとの情事にドハマりしているようでした。
ブラインドデートに疲れ果て、公園のベンチで一息つくキャリー。そこへベンという男性がやってきて、キャリーの隣に座ります。
話をしてみると、どうやらベンも”変わった”女性に振り回されウンザリしていたよう。2人は意気投合し、ベンはキャリーを食事に誘います。
サマンサが美容整形に走る？
サマンサは、街で友人のモニカに遭遇。きれいになった彼女を見てサマンサが事情をたずねると、どうやら「お尻の脂肪を顔に注入」したそう。
年齢のことで男性に”不愉快な発言”をされたばかりのサマンサは、すぐさま有名な美容整形の予約を取り付けます。
キャリーたちの恋愛の近況
食事が終わるころにはすっかりベンに夢中になってしまったキャリー。家の前まで送ってもらい、「すてきなキス」をします。
1週間後、サマンサはキャリーたちを呼び出し、美容整形の経過を報告。昨夜はモデルとのセックスを楽しんだそうです。
一方、シャーロットは友人たちにミッチェルとの「セックスボケ」を指摘され、そろそろ食事や普通のデートをするべきだと忠告されます。
ミランダ達とダブルデートへ
キャリーはミランダを連れて、ベンの友達とダブルデートへ。しかしベンの友人がミランダを田舎者呼ばわりし、気まずい空気に。
すっかりテンションが下がったミランダは「猫に餌をあげるから」と言い訳をしてなんとか帰宅しようとしますが、キャリーに止められます。
キャリーはミランダに「類は友を呼ぶ」からベンも変な一面があるのでは？と忠告され、その言葉を気にし始めます。
ベンと秘密を共有
とある日、ベンの自宅を訪れたキャリーは「事前に知っておいた方がいいことはある？」と探りを入れます。
ベンはかわいらしいキャラクターのタトゥーを見せ、キャリーはほっこり。その日にベンと関係を持ちます。
シャーロットとサマンサの憂鬱
シャーロットはミッチェルと普通のデートをしようと、食事へ。
しかし、依然としてイヤらしいことにしか興味がないミッチェルを見て、シャーロットは目を覚まします。
整形手術を終えたサマンサは、医師に新しい施術をすすめられます。サマンサはショッピング感覚で整形する自分に虚しさをおぼえるのでした。
ベンの部屋の”秘密の箱”
ベンとの初めての朝を迎え、すっかり彼に夢中になってしまったキャリー。
深入りする前にベンの変わった一面を探ろうと、ベンが席を外した隙にベンの部屋を物色します。
クローゼットに何やら怪しげな箱を見つけたキャリー。中を開けようとした瞬間、ベンが戻ってきて、詮索していたことがバレてしまいます。
ベンとの別れ
結局はこの中身はカブスカウトの思い出の品で、なにも問題はありませんでした。
疑われて落胆したベンは、キャリーに「君は普通だと思ったのに」と、別れを告げます。
自分の中に変態性があったことを知り、反省するキャリー。「どこかに私を愛してくれる変態がいるはずだ」と自分を奮い立たせるのでした。
『SEX AND THE CITY』シーズン2・第3話「男はみんな変わり者？」の感想
婚活女子必見？
ちょっと今回のエピソード、婚活女子必見なんじゃない？もはやタイトル「マッチングアプリの憂鬱」とかでも良いくらい？（笑）
お互い探り探りな感じね。恋愛初期のドキドキワクワクな探り合いというより、お互い品定めしあってる感じのちょっとイヤ～な探り合い。
婚活あるあるみたいな感じ（笑）
一応90年代のドラマなのに、現代の日本で話題になってるテーマがバンバン上がってくるあたり、やはりアメリカは進んでるのかしらねー。
欠点こそ愛おしい？
マッチングアプリとか婚活にありがちな「品定め」色の強いデートだと、どうしても相手に欠点がないことを求めがち。
でも、恋愛って相手の欠点が見えてこそ親しみが沸くものじゃない？
どうみられるか過剰に気にして相手に合わせてって、神経質になりすぎてたら恋愛も楽しめなさそうよね。
疑いすぎるのもNG？
恋愛を重ねるごとに男性に対する警戒心が増すキャリーの気持ちもわかる。
でも男性からしたら、知り合ったばかりの女に部屋を物色されてたらホラーでしかないわよねw
キャリーとの時間を少しでも長く過ごそうと、サッカー観戦を早く切り上げてきてくれたベンがちょっとかわいそうだった。
恋愛って、疑いすぎないほうがうまくいくことも多いのかしらね。
結局、自分は自分
でも、今回のエピソードラストの「どう転んでも、マンハッタンがある。」というキャリーのセリフにはちょっとハッとした。
相手に望む前に自分自身を見つめるべきだし、人に期待するより自分が選んだ道をしっかり歩もうっていう決意表明にも見て取れたわ。
恋愛も人生を充実させてくれる素敵なものだけど、まずは自分で自分の人生を充実させないとね。なんだか教訓になるエピソードだったわ。
『SEX AND THE CITY』シーズン2・第3話「男はみんな変わり者？」の登場人物
キャリー・ブラッドショー（演：サラ・ジェシカ・パーカー）：NY在住のコラムニスト。
ミランダ・ホッブス（演：シンシア・ニクソン）：やり手の弁護士。現在はフリー。
シャーロット・ヨーク（演：クリスティン・デイヴィス）： 育ちの良さを感じさせる美術商。
サマンサ・ジョーンズ（演：キム・キャトラル）： NYのPRを手掛けるバリキャリ役員。
ハリソン（演：マーク・クディッシュ）：サマンサと良い雰囲気になるも、気に障る一言を言ってしまう。性癖もひどく、サマンサはドン引き。
ミッチェル・セイラー（演：チャーリー・シュローダー）：シャーロットの新恋人。シャーロットは彼との情事にハマるも、まともな会話ができず別れることに。
ベン（演：イアン・カーン）：政治雑誌の編集者。キャリーは彼に夢中になるが、彼の変わった一面はないかと勘ぐりすぎ、ぎくしゃくしてしまう。
『SEX AND THE CITY』シーズン2の視聴方法
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