1970年代に公開されたウォルト・ディズニーの人気映画『おしゃれキャット』。
パリの美しい街並みやゴージャスな猫たちに心癒される、おしゃれで上品な作品です。
今回は、そんな『おしゃれキャット』のあらすじをネタバレなしでご紹介していきます。
目次
映画『おしゃれキャット』あらすじ(ネタバレなし)
マダムの愛する猫たち
マダム・アデレードのパリで一番すてきな家で優雅に暮らしている、猫のダッチェスと子猫たち。
あるときそんなマダムの家へ、マダムの長年の親友であり、弁護士のジョルジュがやってきました。
久しぶりに顔を合わせたマダム・アデレードとジョルジュ。「カルメン」の音楽に合わせて踊りながら、昔を懐かしみます。
マダム・アデレードは、弁護士のジョルジュに自身の遺言状についての相談を持ちかけました。
子どものいないアデレードには相続人がいないため、アデレードは猫たちに財産を相続したいといいます。
それを盗み聞きしていたエドガーは、自分ではなく猫たちに財産を残すのか、と途方にくれました。
召使い・エドガーの企み
しかし、猫が寿命を終えたら財産が自分に相続されることを知り、猫の寿命を数えるエドガー。
エドガーは財産が相続される前に自分が死んでしまうかもしれないと思い、どうにかして猫たちを始末しようと企みます。
その頃、子猫たちは母猫のダッチェスに見守られながら、アルペジオの練習や絵の稽古をしていました。
トゥルーズの描いた「へなちょこエドガー」の絵に笑い転げる子猫たち。ダッチェスは、いつもお世話をしてくれるエドガーに失礼だと、子猫たちを優しくたしなめます。
一方その頃、エドガーは猫たちに与える、睡眠薬入りの「特製ミルク」を作っていました。猫たちはエドガーの特製ミルクを飲み、たちまち眠りについてしまいました。
猫たちを遠くへ連れて行くエドガー
その夜、エドガーは眠っている猫たちをゆりかごに乗せ、ゆりかごをそっとバイクに乗せます。そして、パリの街から遠く離れた場所へ、猫たちを捨てに行こうとします。
しかし、ずいぶんと遠くまで来た頃、エドガーは野良犬たちに遭遇し、追い回されます。あわてたエドガーは、自分の傘と帽子、そして猫たちを置き去りにして逃げ出しました。
こわがるダッチェスと子猫たち
橋の下で目を覚ましたダッチェスは、「ここはどこ?」と戸惑います。あわてて子どもたちを探し出し、こわがる子供たちを安心させようとします。
すると、子猫のトゥルーズは「寝ぼけてエドガーを見た」と言い、エドガーのの仕業ではないかと言います。しかし、ダッチェスや子猫たちは信じようとしません。
雷が鳴り始め、怖がる子猫たち。ダッチェスはマダムが心配しているのではないかと気にかけます。
野良猫オマリーとの出会い
猫がひどい目にあう夢を見たマダムは、真夜中に目を覚ましました。ふいに猫たちのベッドを見ると、猫たちがいないことに気づき、悲しむマダム。
それを聞きつけたねずみのトゥールースは、雷雨の中、猫たちがどうしているだろうかと心配します。
翌日、雨は上がり、"野良猫オマリー"こと、トーマス・オマリーがダッチェスたちの前に現れ、美しいダッチェスを見かけて声をかけます。
野良猫に憧れるトゥルーズや、マリーたちはオマリーの姿に見惚れます。
オマリーがダッチェスを「サファイアみたいな瞳」だと褒めているのを見て、ロマンチックだと惚れ惚れするマリー。
ダッチェスは、オマリーにパリまでの道を案内するよう頼みました。オマリーは「魔法のじゅうたんで行こう」と言います。
パリへ向かうダッチェスたち
ダッチェスとともにパリに行こうとしていたオマリーは、ダッチェスに子どもたちがいることに気づきました。
オマリーは、ダッチェスの家族を見捨てるわけにはいかないと、通りかかったトラックを命がけで止め、みんなを乗車させます。
みんなでパリへと向かう、ダッチェス、子猫たち、オマリー。ダッチェスは、大きな屋敷に1人で暮らす飼い主のマダムのことを気にかけます。
犯人はエドガーだった!
その頃エドガーは、”謎の誘拐犯、猫一家を襲う"という新聞記事に「天才的なプロの犯行だ」と自分のことが書かれていることに自惚れます。
しかし、エドガーは現場に帽子と傘を忘れてきたことに気づきます。
その様子を見ていたねずみのロクフォールは、エドガーがダッチェスたちを連れ去った犯人であったことを知ったのでした。
まとめ
オマリーの助けにより、パリへと向かうダッチェスと子猫たち。彼女たちは無事、マダムの待つ家へと帰ることができるのでしょうか?
ネタバレも知りたい!という方は続きの記事「ディズニー映画『おしゃれキャット』あらすじと感想(ネタバレあり)」もお楽しみください♪
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