ふとした時に見たくなる、ディズニー映画『アラジン』。
実写化もされた大人気作品『アラジン』の映画版のあらすじ(ネタバレなし)を紹介していく。
目次
映画『アラジン』・あらすじ
ある若者の人生を変えた「ランプ」
神秘と魅惑の都アグラバーで、一人の若者が「ランプ」によって人生を変えた。その若者は、見た目は平凡だがダイヤの原石のような男であった。
とある闇夜の砂漠の中、野望を持った一人の悪党・ジャファーという男が魔法の洞窟へと向かっていた。
悪党ジャファーがランプをねらう
ジャファーは盗人のガジームに、洞窟の中に入りランプを取ってくるよう命じる。その洞窟は、貧しくとも清い心の持ち主でなければ入れない洞窟であった。
ガジームはジャファーに促され、洞窟の中へ足を踏み入れる。しかし、とたんに地面はうねり返り、魔法の洞窟は砂と化した。
洞窟からは「ダイヤの原石を探してくるがよい」と声が聞こえた。
ジャファーとイアーゴは、ガジームでは力不足だと感じ、「ダイヤの原石」である人物を探すことに決めた。
貧しい青年・アラジン
アグラバーの町では、貧しい青年アラジンが友達のサル、アブーとともにパンを調達するべく、いつものごとく盗みを行なっていた。
徴兵に追い回されるも、なんとか逃げ切るアラジンとアブー。しかし、アラジンたちはお腹を空かせた兄弟に遭遇し、彼らにパンを譲った。
「ドブネズミ」呼ばわりされるアラジン
煌びやかな衣装に身を包むアクメッド王子が馬に乗り、澄ました顔をしながら道を通りかかった。
アクメッド王子は姫君とのお見合いのため宮殿に向かっていたのだ。ふいに子供が道へ飛び出し、アクメッド王子はムチを振り上げる。
子供たちをとっさにかばうアラジン。すると、アクメッド王子はアラジンを”ドブネズミ”呼ばわりした。
「いつか宮殿に住むんだ」
落ち込んだアラジンは、アブーとともに家へ帰ってきた。「こんな暮らし、いつか変えてみせる」と、遠くの宮殿を眺める。
アラジンは、金持ちになり、いつか宮殿に住むのだと意気込んだ。
お見合いを拒否する王女・ジャスミン
その頃、宮殿ではアクメッド王子が王女・ジャスミンとのお見合いを終えていた。
ジャスミンに追い返されたアクメッド王子は、怒って宮殿を飛び出していく。去っていく王子の後ろ姿を見て、国王は娘のジャスミンを心配する。
国王はジャスミンに「法律ではあと3日で王子と結婚しなければならないのだ」と言い聞かせる。
しかし、ジャスミンは、「決まりきった結婚はいや、王女なんてやめたい」と嘆いた。
悪事を企むジャファー
国王はジャスミンが夫を選ぼうとしないことに悩み、国務大臣のジャファーに相談する。
ジャファーは、国王の悩みを解決するのと引き換えに、国王に家宝のブルーダイヤを譲るように言った。
ジャファーはためらう国王に催眠術をかけ、無理やりブルーダイヤを譲らせた。ジャファーは国王を追い出し、自分が王になることを企んでいたのだ。
そして、ジャファーはブルーダイヤを使い、「ダイヤの原石」がアラジンという男であることを知った。
ジャスミンとアラジンの出会い
その夜、ジャスミンは「このまま一生を終えたくない」と宮殿を出て、街へと繰り出した。
アグラバーの街を歩き、心躍らせるジャスミン。アラジンは美しいジャスミンを見かけ、一目惚れする。
ふいにお腹を空かせた子どもを見つけたジャスミンは、とっさに市場に売っていたりんごをとって子どもに手渡した。
アラジンがジャスミンを助ける
すると、店主が「盗っ人!」と怒り、ジャスミンの腕を切り落とそうとした。そこへアラジンが現れ、ジャスミンを助け出す。
アラジンに助けてくれたお礼を言うジャスミン。アラジンは「アグラバーは危険な町だ」とジャスミンに伝えた。
そしてアラジンは、家から宮殿の方を眺め、「眺めは最高だ」とつぶやいた。アラジンはジャスミンが王女だとは知らず、宮殿への憧れを語っていたのだ。
一方、ジャスミンはやることなすこと口出しをされ、まるで「捕らわれの身」だと嘆いている。
アラジンが捕われる?
自由を求めるアラジンとジャスミンは意気投合し、お互いに距離を近づけた。しかし、そこへ衛兵が突入してきた。
徴兵たちがアラジンを連れ去ろうとすると、王女ジャスミンは「王女としての命令です」と言い放ち、アラジンを離すよう命じる。しかし徴兵たちは、これはジャファーに命じられたことだと話す。
宮殿に戻り、ジャスミンがジャファーに問い詰めると、ジャファーはアラジンは"王女誘拐の罪"ですでに死刑になったと嘘をつく。「まだ名前も知らないのに」と嘆き、自分を責めるジャスミン。
ジャファーに連れられ、アラジンは魔法の洞窟へ
ジャファーの企みにより捕われ、牢屋に入れられたアラジン。アラジンは、ジャスミンが王女だったことに驚いていた。
すっかりジャスミンに一目惚れしたアラジンだったが、「王女と結婚できるのは王子だと決まっている」と嘆く。するとそこへ、老人に扮したジャファーが現れた。
ジャファーは、魔法の洞窟に行けば山ほどの財宝があり、「王女様もメロメロにできるかもしれんぞ」とアラジンを誘惑する。
ジャファーは、アラジンに牢屋の出口を教え、「ランプ」が置いてある魔法の洞窟へ連れて行く。そして、「ランプを持ってくれば褒美をやる」とアラジンに命令した。
「ランプ以外は手を触れるな」
洞窟の主は、「ランプ以外は手を触れるな」と言い、アラジンとアブーは洞窟に足を踏み入れる。
見たこともない宝の山に感激しながら、洞窟の中を進んでいくアラジンとアブー。
ランプを探しに向かう途中、アラジンたちは魔法のじゅうたんに遭遇した。魔法のじゅうたんはランプのありかを知っているようだ。
崩れ始める洞窟
魔法のじゅうたんの案内のもと、ランプを探しに向かうアラジンとアブー。
しかし、アラジンがランプを手にしたその瞬間、大きな宝石に目がくらんだアブーが、宝石に触れてしまった。
洞窟はたちまち崩れ出し、「お前らは二度とここから出られない」と声がした。
魔法のじゅうたんの助けにより、アラジンたちなんとか洞窟の出口にたどり着いた。
ジャファーの裏切り
しかし、そこにはジャファーが待ち受けていた。アラジンがランプを手渡すと、ジャファーは「死という褒美をくれてやる」とナイフでアラジンを突き刺そうとする。
その瞬間、アブーがジャファーの腕を噛み、アラジンたちは崖の下へと落ちていった。
アラジンからランプを奪い取り、歓喜するジャファー。しかし、手元にランプがないことに気づき、悔しさに叫び出す。
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